紫外線が特に気になる季節ですね。
シミ・シワ・たるみの原因ともなる紫外線。アンチエイジングや美肌を目指すなら万全の対策をしたいところです。
でも、「紫外線っていつから気をつけるべき?」「日焼け止めのSPF値やPA値って何?どう選べばいいの?」と、なんとなく知っているようで、わかっていないことって、ありませんか?
そこで、“スパルタ美魔女・S子先生”に、わかりやすく教えてもらうことにしました。
紫外線の影響から 、日焼け対策、日焼け止めの選び方、日焼け止めの落とし穴まで、前編と後編に分けて詳しく教えてもらいます。
※S子先生は、“美容情報に精通した年齢不詳の美魔女”、という架空キャラです。
基本はスパルタ!時々キレる! でも、実は「愛」のある優しい先生(のはず!?)です。
「女をアゲる美容講座/紫外線・UV対策(前編)」
目次
美肌を目指すなら、知っておきたい、紫外線のコワイ影響3つ


3つあるのよ、3つ・・・。

~紫外線のコワイ影響3つ~
シミ(メラニン色素が増殖!?)

シワ・たるみ(長年浴びると・・・!?)

皮膚がん(DNAが損傷される!?)

UV対策はいつからすべき?季節や時間帯でも違うの?


でもまぁ、紫外線量は季節によって違うから、量が多くなる春~夏にUV対策を“強化”するのは大切ね。1日の時間帯によっても違うから、しっかり要チェックよ!
紫外線は4・5月頃から増え始め、7・8月頃がピーク!(表あり)

札幌と那覇のUVインデックスを表したものよ。
※ちなみに、UVインデックスとは、紫外線の強さを指標化したもので、世界共通の指標よ。⇒コチラの指標説明を見ながらグラフを見るとわかりやすいわよ。
「札幌市と那覇市の2012年の日最大UVインデックスの推移」(出典:気象庁ホームページ)

※対策方法は後編で紹介するわね
1日の紫外線ピークは正午だけど、気を付けるべきは・・・!?(表あり)
次に、1日の紫外線変化のグラフよ。
「つくば市(高層気象台)の2010年7月21日の例」(出典:気象庁ホームページ)
※太線は毎時のUVインデックス。細線は同日の毎時の全天日射量(10秒間積算値)

注目すべきは、9時半頃からすでに「強い」レベルになっていること。日焼け止めを慌てて昼頃に塗っても、だいぶ手遅れよ。きちんとお出かけ前に塗るように!
そして、「強い」レベルは14時半過ぎまで続くから、外で活動するなら特に、こまめな塗り直しが肝心よ。
紫外線のA波とB波、何が違うの?怖いポイントは?




紫外線A波は、波長が長いので、雲や窓ガラスを通過するのよ。しかも、肌の奥深くにある真皮にまで到達して、コラーゲン線維を傷つけるから、シワやたるみの原因にもなるわ。
A波、B波それぞれのポイントをまとめておいたから、読んでおいてね。
紫外線A波のココが怖い!
・波長が長いので、雲や窓ガラスを通過する
・肌の奥深く、真皮に到達して、コラーゲン線維を傷つける(シワやたるみの原因にもなる)
・日焼けすると、(赤くならずに)即、肌を黒くしてしまう(即時型色素沈着)
※A波を防ぐには、日焼け止めのPA値がポイント!
紫外線B波のココが怖い!
・日焼けを起こすエネルギーがA波の約600~1000倍!
・真皮にまでは到達しないものの、表皮には到達し、メラニン色素を生成させる(シミ、シワの原因にもなる)
・日焼けを起こすと、赤くなって、肌を黒くする(遅延型色素沈着)
※B波を防ぐには、日焼け止めのSPF値がポイント!
⇒続きは「後編」へ
【日焼け止めの「SPF値」や「PA値」って何の数値?どう選べばいいの?】
【日焼け止めの落とし穴!塗る量にご用心!】
【スパルタ美魔女・S子先生が伝授する、日焼け対策5か条】
などを教えてもらいます。
